1987年9月23日の沖縄金環日食(25年前)以来、日本国内で25年ぶり、
本州で金環日食が見れるのは、1883年以来で129年ぶりとうとうこの日がやってきました!
本日、2012年5月21日の朝、九州・トカラ列島から福島県南東部にかけての日本の
太平洋側の広い地域で、太陽がリング状に欠けて見える珍しい天文現象
金環日食が観測できます。
下の図は今回の日食の金環食帯を地図上に示したものです。
この上下の
オレンジ色の線に囲まれた帯の中にいれば
金環日食を観測することが
できます。
金環にはならないそれ以外の地域でも、三日月のように細く欠ける大変見応えある
部分日食が日本全国で楽しめます。

素晴らしいことに、今回の日食では東京・大阪・名古屋の三大都市圏が金環食帯に
入っている上、中心食線(日食帯の中心線)が南関東・静岡・紀伊半島南部などの
多数の都市・観光地を通ります。
図鑑で見るような真円のリングが国内で観測できる、またとないチャンス!
【金環日食が見られる代表都市と最大食時刻】
・鹿児島 … 7:22:10頃
・高知 … 7:26:46頃
・大阪 … 7:29:52頃
・名古屋 … 7:31:35頃
・静岡 … 7:32:13頃
・東京 … 7:34:33頃
・水戸 … 7:36:22頃
●日食とは ─ 太陽-月-地球が一直線上に並び、見かけ上、太陽と月が重なる現象である。
大きく次の三つの形態がある。
① 部分的に重なる
「部分日食」 ② 太陽全体が月に隠される
「皆既日食」 ③ 月が太陽全体を隠し切ることができず太陽の縁がリング状に見える
「金環日食」
今回観測できるのは「金環日食」と「部分日食」。
どちらが見えましたか?
私はというと6時24分に目覚めてすぐに空を見ました。
太陽の光で どこに太陽があるかも分かりませんが・・・。
▼

7時11分の太陽 ─ 欠けていくのが分かります。
▼

7時31分 太陽のリングが・・・。
▼

拡大で見れます

ちなみに、国内の金環日食としては、
次回は
2030年6月1日の北海道金環日食(18年後)。
その次は、
2041年<若狭湾~伊豆半島> (29年後)。
他に2012年の天体ショーは?
6月6日に金星が太陽の前を横切る
金星日面通過という大イベントがあり、
日本全国で午前7時頃~お昼1時頃の約6時間観測できます。
*243年に4回だけ起こる天文現象で、これを見逃すと、次発生するのが
2117年。
105年後・・・さすがに生きていません


8月12日早朝には
木星と月の超大接近(満月直径の半分未満の離角)、
8月14日早朝には月による
金星食があり、さすがに望遠鏡がないと観測できませんが
7月15日の日中には月による
木星食もあります。
そして、コンビニで

こんなものを見つけてしまいました!

金環日食っぽぃ画像で勘弁と

こんなのが送られてきた!

確かに猫ちゃんの目が太陽っぽぃけど・・・


朝から大笑いさせていただきました!
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記事を書いている途中で寝ちゃったよ
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